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神山まりあさんと選ぶ、作り手の顔が見える無農薬茶葉から生まれた商品

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神山まりあさんと選ぶ、作り手の顔が見える無農薬茶葉から生まれた商品の写真
雑誌「VERY」で大活躍中の神山まりあさん。日々の暮らしの中で、モノを選ぶ基準の1つが素材や商品がどのように作られているかわかること。そこで、茶葉では珍しい完全無農薬を実現している「いりえ茶園」さんの茶畑を実際に訪ね、無農薬へのこだわりなどを実際にお話を伺いました。またいりえさんの茶葉から生まれた商品もご紹介します!

36年間無農薬だからこそ食べられる土に!

今回訪ねたのは、福岡県八女市で完全無農薬でお茶を栽培している「いりえ茶園」の入江俊郎さん。(「いりえ茶園」を含めた久留米・八女の旅はコチラから)

まず最初に連れて行ってくれたのは、茶畑でした。 入江さんがぜひ茶畑内に入って欲しいということで、茶畑の中を歩くまりあさん。

神山
土がふかふかしますね!

入江
そう! いりえ茶園では、土づくりにこだわっています。無農薬のお茶をつくろうと決めてから、農薬の代わりに漢方の勉強をして、最初の5年は土づくりに費やしました。

ほら、全然違うでしょ! と見せてくれたのは隣の土手の土(写真左)と、茶畑の土(写真右)。色はもちろん、ふかふか度合いも全然違います。

なんと、この土は食べられる! ということで入江さん自身が一口。36年間無農薬だからこそ、食べられる土になりました。

土に栄養があり、健康だと、多様な虫が集まります。その集まった虫が葉につく病害虫を食べることにより、無農薬での茶葉づくりが実現できます。

無農薬だからこそ、茶葉ごといただける

その後はお店に戻り、緑茶や、茶葉を使った羊かんをいただきました。

神山
香りもいいし、味がしっかりしていて、とてもおいしい! 羊かんもお茶のにがみがいい具合です。

入江
特にうちは無農薬なので、茶葉ごと飲めるように粉末にしたタイプも人気です。水に溶かすだけでおいしく飲めます!

このあと、まりあさんもこの粉末タイプをお買い上げ。2カ月後にあらためて感想を聞いたところ、「しょっちゅう飲んでいて、もう残りが少ない!」とのことでした。
(この粉末タイプは付属のスプーン1杯でペットボトル500ml分のお茶がつくれ、1袋で100本分(500ml)の容量になっています)



お店では、粉末のお茶や、羊かんを見せていただきましたが、そのほかお菓子作りなどで茶葉の緑が出やすいペーストなど入江さんは精力的に商品開発をしています。

さらに、この入江さんのお茶の良さが味わえる2つの商品をご紹介。まず1つは、粉末タイプを使って、茶葉の栄養を十分に味わえる、「グラノーラ」。まりあさんのレシピ記事でもおなじみの料理家みつはしあやこさんが考案されました。

このグラノーラは、有機オーツ麦やそのほかの材料にもこだわり、「Japanola(ジャパノーラ)」という名前で商品化しています。今後はすべての材料を国産にしていく予定です。


茶葉の「のこりもの」で染めたあたらしい割烹着「Wablier」

さらにもう1つが、入江さんの茶葉をお茶に精製する過程で出てきた「のこりもの」で染めた割烹着「Wablier(ワブリエ)」。まりあさんと一緒に八女を訪れた際には、まだ試作段階で、入江さんのお茶では染まっていないものですが、まりあさんにも着ていただき、感想をもらいました。

神山
家で着る服は、体のどこもしめつけずに動きやすいストレスフリーのものを着ています。この割烹着は、ゆったりしていてストレスなく着られてとてもいいですね!

この割烹着「Wablier」は、リボンを外してゆったりも着られ、さらに前後ろ逆に着ることで、アウターにもなります。

神山
ポケットにスマホも入るし、デザイン的にも外にも着て行けますね!

この取材から2カ月後、実際に入江さんの茶葉の「のこりもの」で染めた割烹着が完成しました! まりあさんをはじめ、他の方々にもご意見をいただき、試作品のときからさらに改良された仕上がりになっています。

まりあさんも出席されたエールマーケットのパーティーで、デザインにご意見をくださった料理家のみつはしあやこさんに着てもらいました。

神山
すごくいい色! お茶の緑が映えてますね!
そしてみつはしさんによく似合ってて、かわいい!

この割烹着は2018年10月18日からのクラウドファンディングを経て、本記事公開にあわせて一般発売が開始されました。まりあさんには、次回レシピ記事で着ていただくのでお楽しみに!


生産者紹介

いりえ茶園

36年前から、完全無農薬栽培のお茶を作り続けています。農薬を一切使わず、丁寧に草を刈っています。
畑には、てんとう虫やミミズ、カマキリなどたくさんの生き物が生活しています。お茶を飲む人々の心をつかんで止まないのは、自然の生き物たちとともに愛情たっぷりで育てられているゆえんです。