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地元の方との触れ合いを通して、新しい自分に出会う 喜多方・会津の旅

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地元の方との触れ合いを通して、新しい自分に出会う 喜多方・会津の旅の写真
今回の旅先は、福島県の喜多方と会津若松エリア。福島を訪れるのは初めて、という神山まりあさんに、地元のエキスパート「ローカルナビゲーター」が地元ならではの視点を交え、すてきなスポットを紹介してくれました。その土地で親しまれているものを巡り、生産者の方を訪ね、さまざまな想いを伺っていくうちに、楽しむだけではなく、地域をより深く知る旅となりました。実は東京からも気軽に旅ができてしまう福島。その魅力を、モデルコースと共にご紹介します。
喜多方&会津 2日間の旅モデルコース

1日目 昼、喜多方駅到着

東京から喜多方駅までは、新幹線で郡山、そこからローカル線に乗り継いで、約3時間半。

 駅を背景にまりあさんの写真

ラーメンとアスパラガスの相性は?

まずはランチに駅からお散歩がてら20分、喜多方ラーメンを求めて「塩川屋」へ。

ラーメンの写真
わさびのアクセントが新鮮な「わさび潮(しお)ラーメン」

チャーシューやネギのほか、なんとアスパラガスが! 喜多方でとれた、新鮮なアスパラガスとしじみ出汁がじんわり優しく、味わい深いスープとの相性も抜群です。

ラーメンを食べるまりあさんの写真
「おいしい! ホッとするお味ですね」とまりあさんも完食

「女性やお子様、年配の方にも、安心して召し上がっていただける優しいラーメンを目指して、しじみ出汁のスープはノンオイルです。お客様が、スープまで召し上がってくださっているのを見ると、やはりうれしいですね」と塩川屋オーナーの山田貴司さん。

山田社長とまりあさんの写真
オーナーの山田さんと。のれんにも豚へのこだわりが感じられます

こだわりはスープだけではありません。「ここ塩川屋は、養豚農家と一緒に始めたお店なんです。チャーシューに使われる豚の餌にも気を配っています」。さっぱりと、そしてほんのり甘みもあるチャーシューのおいしさの秘けつは、豚も自家製という徹底ぶりからきているんですね。

採れたて生アスパラガスの丸かじり体験!

アスパラの写真

塩川屋からタクシーで約10分、先ほどいただいたラーメンに乗っていたアスパラガスの畑「エガワコントラクター」へやってきました。まりあさんが訪れた日も、ちょうど収穫されたばかりの、たくさんのアスパラガスの選別作業が行われていました。

アスパラをもつまりあさんの写真

「穂先が締まっていて、卸したての筆のようになっているものがおいしいですよ」と、代表取締役の江川正道さん。「私の顔より大きい!」採れたてアスパラガスの大きさに、まりあさんもびっくり。根元の部分は流通に乗る前に切られてしまうので、このように長い状態は、スーパーなどではなかなかお目にかかれないのだそう。

アスパラをたべるまりあさんの写真
生のアスパラガスを丸かじりで試食。「甘い! みずみずしくて梨みたい」とまりあさん

採れたてのアスパラガスは水分量が豊富で甘みも抜群なので、生でもそのまま食べられるおいしさです。収穫したて、鮮度抜群のアスパラガスをその場でいただけるのは、現地ならではの体験。アスパラガスは年に二度旬があり、夏秋のシーズンはまさにこれからです。

江川さんとまりあさんの写真
エガワコントラクターオーナーの江川さんと

エガワコントラクターでは、アスパラガスの収穫体験も受け入れているそう。耕作放棄地を引き受け、田畑再生の活動を行う江川さんは、「農業のイメージを変えたい。畑を、もっと人の集まる場所にしていきたい」という想いを語ってくれました。「ぜひ畑に足を運んで、普段は見ることができない景色を肌で感じて欲しいです」と笑顔で話される姿が印象的でした。

※収穫体験・見学をご希望の方は、事前にお問い合わせのうえ可能な日時をご確認ください。0241-23-5418 受付時間 平日9:00~17:00

3時のおやつは、地元の落花生でつくった絶品ソフトクリーム

ピーナツソフトをたべるまりあさんの写真
濃厚なおいしさにまりあさんも「幸せ!」と満面の笑みに

そろそろおやつの時間。江川さんの畑から、タクシーに乗ること約10分、豆菓子「おくやピーナッツ工場」へ。こちらでは、先ほどのエガワコントラクターをはじめ会津管内で収穫された落花生を使用した「ピーナッツソフトクリーム」が地元の方にも大人気。

手元アップの写真
まりあさんも落花生の手むきに挑戦。コツをつかめばこのようにきれいにむくことができます

センター長の上野雄市さんに、落花生のこだわりを伺いました。「おいしさの秘けつはなんといっても手むきであること。機械むきではどうしても傷が付いて酸化してしまうので、味が全然違うんです。手むきは手間がかかるので高級品の扱いになりますが、この辺りではそれが当たり前」。他にも、落花生をいるのではなくゆでて食べるのも、採れたてが食べられる地域ならではのことなのだそうです。

上野さんに説明をうけるまりあさんの写真
おくやのセンター長上野さん 豆について熱く語ってくださいました

もともとは、地元の農家からの買取価格を安定させるために始まったという豆の加工販売。農家の方を守りつつおいしさにもこだわった、おくやの豆菓子が地元の方に愛されるのも納得です。フレーバー豊富な豆菓子のほか、ピーナッツ納豆やピーナッツみそなど、一風変わった商品もたくさん。「どれもおいしい!」とまりあさんも絶賛のおくやの豆菓子、ぜひお試しになってみませんか?

森の中の足湯で、1日の疲れから解放

足湯につかるまりあさんの写真

夕方、喜多方の近くにある熱塩温泉「山形屋」へチェックイン。目指すは、自然の中にある足湯。森の香りに包まれながら、ゆったりと旅の疲れを癒やす、ぜいたくなひとときです。

夕飯は、地元の素材を使った料理で健康なカラダに

料理写真

地元の「塩川牛」と、山形の「米沢牛」の食べ比べができる山形屋名物「食べ比べプラン」。この日のメニューは他にも、辛みそでいただく馬刺し、イワナの塩焼き、エガワコントラクターさんの畑でその日に収穫されたアスパラガスの肉巻きなど。

料理の説明をうけるまりあさんの写真
山形屋の若おかみ、瓜生渚さんにお料理のこだわりを伺いました

「身土不二」という思想のもと、地元でとれる季節ごとの野菜や食べものをふんだんに使用しているそう。「その土地で採れるものを食べて健康になる、という考え方です。もともとこの辺りが有機農業が盛んな地だったので、無理してそうしているというよりは自然にそうするようになった感じですね」。

料理をたべるまりあさんの写真

気になる塩川牛のお味は「びっくりする位さっぱり。おいしい!」とまりあさんもうっとり。「野菜もしっかり味を感じられて、この土地で育つお子さんは幸せですね。子どもにも食べさせたいです」。普段の食材にもこだわる、家族想いのまりあさんらしいコメントでした。

2日目 会津のアイス牧場に来たら、やっぱりこれ!

喜多方駅からバスに乗って、会津中央乳業が経営している「会津のべこの乳 アイス牧場」へ。

ヨーグルトの写真
昔懐かしい瓶入りのヨーグルトはとってもクリーミー

生乳100%の無添加のヨーグルトは、地元のファンも多数。ご家族連れからお年寄りまで、次々とお客さんが訪れていました。

二瓶さんとまりあさんの写真
案内をしてくれた二瓶佳代子営業部長と看板の前で

「うちで使用している牛乳は全て地元の会津産。酪農家さんからの直接集乳なので牛の顔が見える生乳を入荷をしているのが自慢です。その生乳がどこから来たかをしっかり把握しているからこそ、安心、安全な製品づくりができているんですよ」と二瓶さん。妥協せず、誠実な製品を届けてきたからこそ、地元の方に長く愛されているのがわかりました。

会津木綿 生産工程を知ることでより愛着が生まれる

会津木綿を中心に、会津の伝統素材を使って商品を製作・販売する「IIE Lab.」へ。幼稚園跡を改装したすてきな空間の工房は、いつでも見学ができます。

織り機のアップ写真
工房のある地域の伝統柄の青木縞の再現にも成功

400年あまり会津の人々の暮らしとともにあった会津木綿は、昭和以降の需要の減少により生産量が縮小しました。そんな中、「地元の伝統を絶やさないために、会津木綿を今のくらしに合う形で提案したい」と立ち上がったのが、谷津拓郎さんです。織りを担当する千葉崇さんは、30年ほど前から使われないまま眠っていた100年以上前の織り機、豊田式鉄製小幅動力織機(Y 型)を、1年半かけて修復し、当時の製法を守りながら会津木綿を織り上げています。

説明をうけるまりあさんの写真

「青木縞の織りの技術は、当時織られていた地域の職人さんに教わりました。自分たちがプライドを持って守ってきた技術を次の世代に伝えようと皆きちんと教えてくれたんです」と千葉さん。「若い人たちが興味を持つのは、職人さんもうれしいですよね」以前から伝統工芸に興味をもつまりあさんも、会津木綿に興味津々の様子です。

カゴバッグを持つまりあさんの写真

工房に隣接するIIEショップでは、会津木綿のほか、福島の工芸品も豊富に扱っています。まりあさんが手にしているのは、奥会津の民芸品である山ぶどうづるのカゴバッグ。会津木綿との相性も抜群です。

谷津さんとまりあさんの写真
代表の谷津さん 会津木綿のブルーのストールがとてもお似合いでした

会津木綿は古くから、素朴で使い勝手が良い布として親しまれてきました。日常に寄り添う会津の地域の宝をもっと多くの人に知ってもらいたい、という作り手たちの想いがあります。「肌触りも良くて、デザインもすてき。こんな気軽に伝統工芸品が日常に取り入れられるってうれしいですね。ストールは、さらっとしているから、夏の冷房の冷え防止にもなりますね」とまりあさん。

お昼は地元の人に愛されるこだわりのそば

IIE Lab.からお散歩がてら、田んぼ道を歩いてたどり着いたのは、地元で大人気のそば屋さん「水車(くるまや)」。

そばの写真
そばの実の栽培から全て自家製のこだわり手打ちそば

今回頼んだ天ぷらそばには、澄んだ水に入ったそばが添えられています。「素材そのものを楽しむために、まずは水そばでお試しください」と店主の大竹宗一さん。水のみでいただいてみると、ほんのりとした甘さが感じられます。味がしっかりしているのも、会津のおそばの特徴なんだそう。

大竹さんとまりあさんの写真
店主の大竹さんと。お店はまわりを田んぼに囲まれた気持ちの良い場所です

天ぷらの用の山菜も朝から採りに行くという大竹さん。温かい人柄と、徹底してこだわった材料で作られた、おいしいおそば。駅からやや離れている立地にもかかわらず、週末には行列ができるほどファンが多いのも納得です。

午後、のんびり帰路へ

駅とまりあさんの写真

楽しかった旅もいよいよ終盤。ローカル線で郡山まで、遠くにそびえる会津磐梯山や、途中に見える猪苗代湖を眺めながら、帰路へと向かいます。

神山まりあさんからのメッセージ

2日間にわたり、喜多方・会津の旅を満喫したまりあさん。旅をこのように振り返ってくれました。

生産者や地元の方など、たくさんの人との触れ合いを通して、地元の方に愛されているものには、やはりそれだけの理由があるのだと、実感しました。どのような想いを込めて作られているのか、どのようなストーリーがあるのか、作り手の方とお会いして、直接お話を伺うことで『感謝していただこう』、『大切に使おう』という気持ちがさらに強くなりました。初めての福島でしたが、こんなにおいしいものや、すてきなスポットがたくさんあるなんて、と新しい発見の連続でした。特に食べものは、家族にも食べさせたいなと思えるものばかり。出会った皆さんが本当に温かく、大好きな場所がまたひとつ増えて、とてもうれしいです。

Photo: Koichiro Inomata Movie: omegane Text: Ayaka Fukui

今回の旅のルート

今回の旅で訪れたスポットの詳細を、地図にてご紹介します。次の旅の参考にしてみては?

地図

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大切な人へのお土産や旅の思い出にも! 喜多方・会津のすてきな商品はいかがでしょうか

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今回のローカルナビゲーターは?

松本聡美さんの写真
ローカルナビゲーター:松本聡美さん
福島県富岡町出身の浜育ち。基本的には外に出ていたいアウトドア派。外でお酒と音楽を楽しめるフェスが一番好きな場所。最近は福島の日本酒の飲み比べも趣味の一つです。

まりあさんの「シェアしたい!」瞬間たち

まりあさんの視点から、喜多方・会津の魅力をオフショットにてご紹介します
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