2021.08.03
夏の食欲アップに! 夏野菜でガパオ&トマトとコーンのスープ、レモンのデザート

夏野菜がみずみずしさを増し、味わいを存分に感じられる季節になってきました。手に入りやすく、人気の夏野菜、なす、きゅうり、トマトなどを使って、暑い時も食欲アップのさわやかタイ風、夏レシピをご紹介。肉を使わず、夏野菜と厚揚げでミートフリーのガパオレシピも必見です。
今日はミートフリーデー
「夏野菜と厚揚げのガパオ」

海外ほどではないですが、日本でも「ミートフリーマンデー」や「ミートフリーデー」などの言葉を耳にする機会が増えてきました(*1)。肉を使わなくても、日本には、納豆、豆腐など、おいしくて健康的なたんぱく質源がたくさんありますので、積極的に使うと良いですね。
そこで、今回は、おいしさが最高潮を迎えた夏野菜と厚揚げを使ったガパオレシピをご紹介します。みずみずしさ、旨みの増した夏野菜をいろいろな種類使うことで、満足度アップ。家族にも喜ばれる一品になります。ぜひお試しください。
*1:「週に一日だけ菜食を実践する」ことで、地球温暖化を食い止め、かけがえのない資源を守り、動物の命を助け、より健康な身体を手に入れよう、という活動。
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材料(4人前)
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・きゅうり 1本-1.5本
・なす 1本
・ピーマン 3-4個
・バジル 適量
・ニンニク 1カケ
・パクチー(飾り用) -
・厚揚げ 大1個
・卵 4個
・ナンプラー 大さじ1
・オイスターソース 大さじ2
・しょうゆ 大さじ2
・きび砂糖 小さじ1
・ごま油 大さじ1
・ココナッツオイル 大さじ1
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・きゅうり 1本-1.5本
作り方






<レシピのポイント>
このレシピのポイントは3つです。
1つめ。野菜は均等の大きさに切りましょう。
2つめ。野菜を炒めるときは、火を通し過ぎないようにしましょう。
3つめ。ピーマンを使う場合、色を変えると、彩り豊かに仕上がります。
きゅうりだけ生野菜ですが、このシャキシャキ感が良いアクセントになります。飾り用にバジルを残しておくと、仕上がりがきれいです。
赤唐辛子を1本炒めるときに入れると、また辛さと旨みが増すので、お好みで加えてみてください。
また、他の野菜でもおいしくできますので、オリジナルガパオをお試しください。
優しい酸味と食感が心地よい
「トマトとコーンとおひげのスープ」

日差しを浴びて、甘みが増してくるトマト。この旬のおいしさを逃すわけにはいきません。トマトと相性の良いコーンで、甘みと酸味のバランスが絶妙で、素材のおいしさを存分に感じられる、夏にぴったりのスープをご紹介します。
トマトは、火を通しても栄養がそのままなのもうれしい食材です。料理の幅も広くアレンジできるので、毎日食べても飽きにくいのもうれしいです。
また、とうもろこしの「おひげ」もとっておき、スープの具材にします。さらに、芯も入れて、甘く香りある出汁を取ります。そうすることで、食感も楽しいスープに仕上がりになりますし、食品ロス削減にもつながります。
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材料(4人分)
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・トマト(中) 2個
・とうもろこし 1本
・昆布 1枚
・青じそ(飾り用)少々 -
・水 500ml
・ナンプラー 大さじ1
・薄口しょうゆ 大さじ1
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・トマト(中) 2個
作り方






<レシピのポイント>
このレシピのポイントは2つです。
1つめ。とうもろこしのひげは、上の部分が黒くなっていることが多いので、そこは使わずに、中の薄緑の柔らかい部分のみ使いましょう。 また、長いので、4、5cm程度の食べやすい長さに切っておくのもポイントです。
2つめ。火を通しすぎると、トマトが崩れすぎてしまうので、加熱しすぎには注意しましょう。
作っている時、水が少なく感じるかもしれませんが、トマトからの水分も出るので、スープらしくちょうど良く仕上がります。
シンプルな味つけなので、素材のおいしさを楽しめます。もし、アレンジする場合、和風にしたかったら、かつお出汁を、また洋風にしたかったら、野菜ブイヨン(化学調味料無添加)を入れても飽きが来ず楽しめます。お好みでどうぞ。
簡単!すっきりさわやか
「レモン寒天」

レモンの酸味と甘さは、食後の口をさっぱりさせてくれたり、暑い時のリフレッシュに欲しくなったりしますね。デザートやおやつに最適な食材です。
今回は、手軽に作ることができて、おいしくさわやかなレモン寒天をご紹介します。甘みははちみつを使うレシピですが、てんさい糖やきび糖で代用しても大丈夫です。
また、ヨーグルトをのせると、酸味が少し苦手なお子さまも食べやすくなるかと思います。ぜひお試しください。皮を器にすると見栄えもかわいらしく、よりおいしそうに見えます。食べた後の皮は、レモンピールなどにすると、食品ロスも減らせます。
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材料(4人分)
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・レモン 2個
・はちみつ 大さじ4-5
・粉寒天 4g
・ヨーグルト 200g -
・水 300ml
・レモン果汁(果肉) 50ml程度
・ミントの葉(飾り用)適量
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・レモン 2個
作り方





<レシピのポイント>
このレシピのポイントは、レモン果汁を入れすぎると、固まりにくくなります。 果汁がたくさんあり、余った場合は、別の用途でお使いください。 また、酸っぱいのが好きな方は、固まった後、食べる前にかけても良いですね。

「夏は食欲アップメニューを食卓に」
本格的な夏になると、食欲が落ちたり、のど通りの良いものが食べたくなったりしますね。そういうときは、ハーブやスパイス、香味野菜などを上手に使うと、ぐっと香り高くなり、食欲アップのきっかけになります。
また、夏野菜は太陽の日差しをたくさん浴びて、元気いっぱいです。いろいろな種類を組み合わせて使うことで、栄養も見た目も豊かになります。
さらに今回は、ミートフリーレシピとして、厚揚げを使ったガパオをご紹介しました。良質な植物性たんぱく質をお肉代わりにとる日を作るとヘルシーでいいですね。
今日もいろいろな食材をおいしくいただけることに感謝したいと思います。ありがとうございます。
料理家プロフィール
横山 亜紀 さん

オーガニック食 料理家 / ウェブデザイナー
デザイナーでありつつ、有機野菜、オーガニック食材を使う料理家。有機農家さんを訪ね、各地のおいしい有機食材を探しています。オーガニック食材専門店 Be Organic Marketの店主(現在ネット販売)。デザインセンスを料理の色や盛りつけにも生かしている。Cleval Inc. 代表取締役。
Be Organic Market ヤフー店
Be Organic Market (外部リンク)
Have a good recipe!(外部リンク)
Instagram(外部リンク)
レシピに使用した食材はこちら
大分県由布市の山間の村にある、農園てとてさんの農薬や化学肥料を一切使わず、上質な肥料などを使って、丁寧に作られた有機野菜のセットです。旬の有機野菜をつめあわせて産地直送します。
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