2021.11.15
簡単あったかレシピ3種
バター香る白菜蒸し焼き&大根1本使い切り

肌寒くなると温かい料理が恋しくなります。ちょうどそれに合わせて、温かい料理にぴったりの白菜や大根などの旬野菜が出まわります。なかなか一度では使いきれないような大きな野菜も料理次第で、おいしく使いこなすことができます。今回は、白菜の蒸し焼き、大根ギョーザなどをご紹介します。後半2つのレシピで大きめの大根を1本使い切ります。
簡単! 時短! 白菜の甘みたっぷり
「魚介と白菜の塩バター蒸し焼き」

生ダラとホタテと白菜の優秀レシピ。魚介のうまみと、白菜の甘みを存分に楽しむことができます。また、カサのある白菜を蒸し焼きにすることで、モリモリ食べることができるレシピです。
白菜からのジューシーな水分が、魚介のうまみと一緒になり、水を入れずにおいしいスープが出来上がります。バターを少し入れることでうまみをプラス。 家族みんなに喜ばれる鉄板レシピです。ぜひお試しください。
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材料(4人分)
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・生ダラ 4切
・ホタテ(刺身用)8個
・白菜 1/4個 -
・バター(無塩) 10g
・天然塩 小さじ1/3
・ゆずこしょう 少々
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・生ダラ 4切
作り方






<レシピのポイント>
このレシピのポイントは2つです。
1つ目。白菜の芯は下に敷くこと。硬めの部分を火に近いところに置きます。
2つ目。加熱するときは、最初は強火にして、一気に温度を上げます。そうすることで、短時間でうまみの逃げず、魚介が硬くならずにふっくらと仕上がります。
他の野菜や魚、きのこなどを入れてもまた違った味わいで楽しめます。
皮が大根なので糖質オフ!
「大根ギョーザ」

糖質を気にする方にはぴったりのギョーザレシピがこちら。皮を小麦粉からできた皮でなく、大根を使うことで、糖質が大幅に削減できます。さらにカロリーもおさえられ、ヘルシーですが、食べ応えあるギョーザに仕上がります。
大根の皮はシャキシャキとした食感になるので、心地よくおいしくいただけます。作り方は簡単! ぜひお試しください。
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材料(4人分)
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・大根 1/3本
・豚ひき肉 180g
・青じそ 3枚
・にんにく 1カケ
・しょうが 1カケ -
・天然塩 小さじ1/3
・黒こしょう 少々
・かたくり粉 小さじ1
・小麦粉 小さじ1
・ごま油 小さじ1
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・大根 1/3本
作り方







<レシピのポイント>
このレシピのポイントは3つです。
1つ目。大根の薄切りは、破らないように気をつけて、できるだけ薄く切ると、具を包む時に、折れずに曲がりやすくなります。スライサーを使うと均等に薄く切ることができるので、難しい方はおすすめです。ただ大根が太い場合は、スライサーに入らない場合もあるので、ご留意ください。
2つ目。具を混ぜるときは、必ず全体にまとまり感が出るまで混ぜましょう。
3つ目。包むときの水溶き小麦粉をつけるのを忘れずに。こちらが接着の役目です。
大根ギョーザは、焼かずに蒸すので、焦げ付く心配もなく、油の使用も少なく抑えられます。
冬の定番! 体にしみるおいしさ
「おおきめ大根のだし煮」

寒くなると、温かい、ほくほく、ジューシーな大根を食べたくなります。大根を煮付けたものや、おでんなど、レシピも豊富です。 今回は、シンプルな大根を大きめにカットし、昆布とかつおの出汁で、ゆっくりとたいた冬の定番レシピをご紹介します。
他の料理にアレンジもしやすいので、ナンプラーや、白みそを入れてアレンジしたりとバリエーションを楽しめます。
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材料(4人分)
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・大根 2/3本
・乾昆布 2本(5cm程)
・かつおぶし 適量(大きくひと握り)
・干ししいたけ 1個 -
・水 800ml
・天然塩 小さじ1
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・大根 2/3本
作り方





<レシピのポイント>
このレシピのポイントは、3つです。
1つ目。大根は少し厚めに切ること。食べた時のジューシーさが増します。
2つ目。大根は角を取ることで煮崩れを防ぎ、真ん中に十字に隠し包丁を入れると味が染み込みやすくなります。
3つ目。こちらは昆布は少し煮込んでだしを出してから、取り出す方法です。
シンプルな味なので、食べるときに、しょうゆこうじや、肉みそなどお好みのものをトッピングするのもおすすめです。 あまったら、熱を取ったあと、冷蔵庫で2、3日保存できます。冬の常備菜にぜひどうぞ。

「寒い時期は体を温める野菜を選ぶこと」
旬の野菜は本当によくできているもので、暑い時期は体の熱を逃す効果が期待できる野菜、寒い時期は体を温める効果が期待できる野菜が育ちます。その旬に沿って、野菜を選び、料理して食べることで、自然と体が求めているもの、リズムに合った体調に整います。
冬の野菜は、大根や白菜など大きなものが多い印象です。必要な分だけのカット野菜を買われても良いですが、新鮮な丸ごと野菜を手に入れて、あまりそうな分は、さっと塩もみなどして冷蔵庫に入れておくだけで、浅漬けになります。お得感もありますね。ぜひ、お試しください。
今日もいろいろな食材をおいしくいただけることに感謝したいと思います。ありがとうございます。
料理家プロフィール
横山 亜紀 さん

オーガニック食 料理家 / ウェブデザイナー
デザイナーでありつつ、有機野菜、オーガニック食材を使う料理家。有機農家さんを訪ね、各地のおいしい有機食材を探しています。オーガニック食材専門店 Be Organic Marketの店主(現在ネット販売)。デザインセンスを料理の色や盛りつけにも生かしている。Cleval Inc. 代表取締役。
Be Organic Market ヤフー店
Be Organic Market (外部リンク)
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大分県由布市の山あいの村にある、農園てとて 深瀬さんの農薬や化学肥料を一切使わず、上質な肥料などを使って、丁寧に作られた有機野菜のセットです。旬の有機野菜をつめあわせて産地直送します。
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