2022.02.18
春の野菜や山菜で楽しむ旬の味。ヘルシービビンバと華やか柑橘(かんきつ)春サラダ

寒さが緩み始める頃、楽しみなのが、山菜や春野菜。この時期ならではの恵みは貴重なごちそうです。今回は、香り豊かな春の野菜と山菜をつかったビビンバ、さらに柑橘(かんきつ)を加えた彩り豊かなサラダ、ミニホタテとハーブのスープをご紹介します。旬を感じる食卓をお楽しみください。
お好きな具材で旬を感じて
「春の野菜と山菜の有機玄米ビビンバ」

こちらのビビンバは、野菜メインのヘルシーなものですが、煮た甘辛の野菜、こんがり香ばしい厚揚げ、さっと塩ゆでの香り高い野菜や山菜のバランスが良く、飽きることなく最後まで美味しく食べられるレシピです。さらに食べやすくするのは、手作りのごまだれです。お肉を入れたい方は、鶏そぼろなどもおすすめです。
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材料(2人分)
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・玄米(もしくは雑穀米)ごはん
茶わん2杯強
・菜の花 2束
・ふきのとう 4個程度
・にんじん(中) 1/4本程度
・しいたけ 2-3個
・厚揚げ or 揚げ 1-2枚
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・ごま油 大さじ1
・いりごま(すりごま) 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1、大さじ1.5
・みりん 大さじ1
・煮詰めたみりん 大さじ2
・きび砂糖 大さじ1
・酒 大さじ1
・天然塩 適量
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・玄米(もしくは雑穀米)ごはん
作り方


にんじんは3cm程度の長さの千切りにする。




<レシピのポイント>
このレシピのポイントは3つです。
1つ目。香りの高い野菜や山菜はゆで過ぎず、香りや食感、栄養を損なわないように注意しましょう。
2つ目。野菜を煮たり、ゆでたり、具材の調理方法を変えて、おいしさの変化をつけることで味に深みが増し、満足度も高くなります。
3つ目。玄米を炊くときは、1晩浸水させておき、炊飯器で炊くのであれば、玄米モードで炊くのをおすすめします。
具材はお好みの、手に入りやすい野菜や山菜でお試しください。
春から夏はこの一択!爽やかさ抜群
「春の野菜と柑橘(かんきつ)の彩りサラダ」

暖かくなるといつも作ってしまうこのサラダ。簡単にできて、彩りもよく、旬を感じられるので、おもてなしサラダにも最適です。
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材料(2人分)
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・菜の花 適量
・セロリなどお好みの野菜 適量
・お好みの柑橘(かんきつ) 1〜2個
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<おすすめドレッシング>
・豆乳マヨネーズ(マヨネーズ)
大さじ2〜3
・柑橘(かんきつ)の果汁 大さじ1
・天然塩 小さじ1/2
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・菜の花 適量
作り方




<レシピのポイント>
このレシピのポイントは2つです。
1つ目。野菜をゆでる際は、ビビンバの時と同じようにゆで過ぎないように、さっとゆでましょう。
2つ目。ドレッシングや野菜の量はお好みで調整ください。
盛り合わせの仕方で、グッと見た目も良くなりますので、工夫してみてください。
しみるおいしさと香り
「ミニホタテとハーブのスープ」

ホタテとハーブの味と香りがマッチしたさっぱりとしたおすましです。洋食にも和食にもよく合います。
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材料(2人分)
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・ミニホタテ 100g程度
・イタリアンパセリ(or他のハーブ)適量
・水 400ml -
・天然塩 小さじ1
・だし昆布 5cm程度1枚
・かつお節 1握り
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・ミニホタテ 100g程度
作り方



<レシピのポイント>
このレシピのポイントは、ハーブを入れるのは、火を止めてから、もしくは、食べる直前などがおすすめです。

「春は山菜を存分に楽しむ」
山菜は足が早い(いたむのが早い)というくらい繊細な分、その貴重な味わいに崇高さすら感じます。そんな山の恵みは、香りや味を楽しみながら、しっかり春の訪れを感じたいものです。
旬を感じる食卓が暮らしを豊かにしますね。
今日もいろいろな食材をおいしくいただけることに感謝したいと思います。ありがとうございます。
料理家プロフィール
横山 亜紀 さん

オーガニック食 料理家 / ウェブデザイナー
デザイナーでありつつ、有機野菜、オーガニック食材を使う料理家。有機農家さんを訪ね、各地のおいしい有機食材を探しています。オーガニック食材専門店 Be Organic Marketの店主(現在ネット販売)。デザインセンスを料理の色や盛りつけにも生かしている。Cleval Inc. 代表取締役。
Be Organic Market ヤフー店
Be Organic Market (外部リンク)
Have a good recipe!(外部リンク)
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