2021.01.21
子どもと一緒にできる
旬のイチゴで作るスイーツ3種

旬のイチゴは、あま~い香りがいっぱいでハッピーな気持ちにさせてくれます。かわいい赤い色と形もテンションをアップさせてくれます。今回は、そんな旬のイチゴを使ったスイーツレシピを、難易度によって、3種ご紹介します。
ぜひ、お子さまとご一緒に、またおうち時間のお楽しみに試してみてください。
今回のイチゴは、宮城県の「ミガキイチゴ・プロ」。甘さの中にも感じるイチゴらしい酸味。それらの味のバランスがよく、お菓子作りにも適しています。
初級・盛りつけを楽しもう!
「米粉パンケーキのあずきあん&イチゴのせ」

初級のイチゴのスイーツレシピは、簡単すぐにできる無添加の国産米粉を使ったパンケーキミックスを使いました。豆乳や牛乳、水で解くだけなので、忙しいお母さんやお子さんとのお菓子作りに最適です。
ふんわり焼いたパンケーキに、小豆あんとイチゴをのせて、和風スイーツにしました。盛りつけは、はさんでも乗せても、可愛らしく仕上がります。今回のあずきあんは、お餅屋さん自家製の無添加の粒あんを使いました。
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材料(4人前)
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・米粉のパンケーキミックス 360g
・平飼い卵 2個
・有機豆乳 180-200cc
・ココナッツオイル 適量(米油でも) -
・あずきあん 適量
・イチゴ 8粒
・生クリーム お好みで
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・米粉のパンケーキミックス 360g
作り方





<レシピのポイント>
このレシピのポイントは3つです。
1つめは、卵の黄身と白身を分けて、白身をメレンゲ状まで混ぜると、パンケーキの仕上がりにふわふわ感が増します。
2つめは、豆乳(水)を入れすぎると焼く時に生地が流れて、平たくなるので、厚みあるふっくらした仕上がりにするには、加減しましょう。
3つめは、米粉は比較的焦げやすいので、弱火でゆっくり焼きましょう。
はさんだり、乗せたり、自由に楽しく盛りつけてみましょう。
中級・簡単! 見た目もキレイ
「有機牛乳とごろごろイチゴの2層ゼリー」

イチゴと牛乳は、相性バツグンの組み合わせ。今回は、有機牛乳を使ったイチゴミルクゼリーとイチゴをそのまま埋めこんだ透明なゼリーで、キラキラと見た目もキレイな2層のゼリーを作ります。甘味はオーガニックのてんさい糖を使いました。
2層にするので、固まるまで少しだけ時間がかかりますが、見た目も食べるのも楽しくなるスイーツです。横からも層が見えるように、透明のガラスなどの容器で作ることをおすすめします。
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材料(4人分)
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イチゴミルクゼリー
・イチゴ 6-8粒
・てんさい糖 40g
・粉ゼラチン 5g
・牛乳 80ml -
透明イチゴゼリー
・水 100cc
・てんさい糖 30g
・粉ゼラチン 5g
・飾り用イチゴ 12粒
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イチゴミルクゼリー
作り方








<レシピのポイント>
このレシピのポイントは2つです。
1つめは、最初のイチゴミルクはしっかり冷やして固まらせておくこと。固まっていないと後でのせるイチゴが沈んでしまいます。
2つめは、後からのせる透明ゼリーのあら熱をとってから、最初のゼリーの上に入れること。
上級・チャレンジしてみよう!
イチゴのロールケーキ

ケーキ生地や生クリームとの相性はやはり最高のイチゴ。難易度が高そうなケーキですが、ロールケーキだったら、比較的簡単に作ることができます。
今回も、北海道産の有機小麦粉、有機ペーキングパウダー、有機てんさい糖、平飼い卵など、オーガニックの材料を使っています。
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材料(約15cm 1本)
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・イチゴ 8粒
・薄力粉 60g
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
・平飼い卵 2個 -
・てんさい糖 30g
・牛乳 100cc
・生クリーム 150cc
・てんさい糖 20g(クリーム用)
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・イチゴ 8粒
作り方










<レシピのポイント>
このレシピのポイントは2つです。
1つめは、小麦粉は必ずふるいにかけましょう。キメの細かさ、舌ざわりに差が出ます。
2つめは、巻き終わりギリギリまで、生クリームを入れると、巻く時にはみ出てきますので、3-4cmは何もおかないようにしましょう。
オーブンがない場合は、フライパンでも作ることができます。フライパンで作る場合は、生地が膨らむので、少し高さのあるフライパンか面積の広いフライパンの利用をおすすめします。

「旬の果物を楽しむ」
豊潤な甘みと香り、潤いを含んだ日本の果物は、それだけで「ごちそう」です。海外に住んでいた経験から、今でも日本の果物のおいしさには、度々感激します。
しかし、果物は完全に農薬を使わない有機栽培がむずかしいと言われます。甘いおいしさに、虫や動物たちがよろこんで食べてしまったりもします。気になる方は、特別栽培の減農薬の果物は、比較的手に入れやすいので、お店などで買う時に少し注意してみると良いですね。
栄養面では、ビタミンCやミネラルなどが豊富にとれる果物。毎日少しずつ食べて、健康とキレイを維持したいですね。ただ、果糖が多いので、食べすぎると糖分のとりすぎになります。ほどよい量でお楽しみください。
今日もいろいろな食材をおいしくいただけることに感謝したいと思います。ありがとうございます。
料理家プロフィール
横山 亜紀 さん

オーガニック食 料理家 / ウェブデザイナー
デザイナーでありつつ、有機野菜、オーガニック食材を使う料理家。有機農家さんを訪ね、各地のおいしい有機食材を探しています。オーガニック食材専門店 Be Organic Marketの店主(現在ネット販売)。デザインセンスを料理の色や盛りつけにも生かしている。Cleval Inc. 代表取締役。
Be Organic Market ヤフー店
Be Organic Market (外部リンク)
Have a good recipe!(外部リンク)
レシピに使用した食材はこちら
甘みが強く、酸味のバランスがとてもよく、ホテルのスイーツや老舗和菓子店でも愛用される特別規格のミガキイチゴ。
ふっくらもっちり!水と混ぜて作ってもおいしい、グルテンフリー・アルミフリーの米粉ホットケーキミックスです。1袋あたり約4枚のホットケーキが作れます。