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「割れない土鍋」で国内シェア80%!
四日市の「萬古焼」

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<center>「割れない土鍋」で国内シェア80%!<br>四日市の「萬古焼」</center>の写真

秋といえば、「食欲の秋」。
さまざまな野菜や果物など、おいしい食材が充実する季節ですね。


そんな秋は、徐々に稲刈りも始まり、キラキラでツヤツヤの新米が登場する時期でもあります。毎日のように食べる白米は、和食に欠かせない存在。新米は炊飯器で炊いてもおいしくいただけますが、さらにおいしく食べるために、土鍋でご飯を炊いてみてはいかがでしょうか?


今回は、「割れない土鍋」として国内で8割のシェアを獲得している、四日市の「萬古焼(ばんこやき)」と、「土鍋でのおいしいご飯の炊き方」をご紹介します。

江戸時代発祥、四日市を代表する伝統工芸「萬古焼」

「土鍋」とは、土を材料にして作られる素焼き鍋のことで、日本が誇る伝統工芸として広く知られ、現代でも使われています。

「どんな土が使われているか?」、「どんな窯元で焼かれているか?」によっても土鍋の特徴は異なります。

陶磁器・焼き物の一つとして、三重県伊賀市を代表する陶器である「伊賀焼」と並び、国の伝統工芸品に指定されている「萬古焼」は、三重県の四日市市と菰野(こもの)町を中心とした窯元で製造されていて、その発祥は江戸時代中期までさかのぼります。

陶磁器は、加熱した時に全体の温度が均一に上がらないことから、膨張差で割れたり、ひびが入ったりしていました。それを解消するために、昭和30年代に、耐熱陶土の研究に取り掛かり、長石の一種である「ペタライト」を陶土に40~50%配合することで、「低熱膨張性耐熱陶土」の開発に成功しました。

そして、加熱してもほとんど膨張することがない萬古焼の土鍋・耐熱陶器が完成し、「割れない土鍋」として全国に広まりました。近年では、土鍋の製造技術を生かし、IH土鍋やタジン鍋、ごはん釜など、さまざまな製品も開発されています。

3ステップでできる! 簡単でおいしい土鍋ご飯の炊き方

土鍋ご飯の炊き方の材料(2〜3合分)

【2合分炊く場合】
・お米 … 2合
・2合に対して水400〜450mlが目安


【3合分炊く場合】
・お米 … 3合
・3合に対して水600〜650mlが目安

炊く前の準備

1. 炊く前にお米を研いでボウルに浸水させておきます。
(夏は30分、冬は1時間が目安)

2. お米が十分に水を吸ったら、ざるにあけてしっかりと水気を切ります。

3. 水気を切ったお米を土鍋に移します。

4. お米2合に対して400〜450ml、3合に対して600〜650mlを目安に水を加えます。

*お米と水を長時間土鍋の中に入れるのはNGです。浸水はボウルで行い、土鍋に移しましょう。
*土鍋が水を多く吸っていたり、鍋底がぬれている状態で強い火にかけると、鍋底にヒビが入ったり割れたりする原因となることがあります。
*土鍋によって、沸騰までの時間や炊きあがりに差が出るので、水の量はお好みで調整してください。

炊き方

5. 土鍋を中火にかけます。2〜3合を炊く場合は、10分ほどで沸騰しはじめます。

6. 沸騰したことを確認したら、弱火にしてさらに15分ほど炊きます。

*土鍋を使うと熱がじっくりと伝わるので、強火にかける必要はありません。
*土鍋は熱を逃がしにくいため、弱火にしても沸騰の状態を保つことができます。
*慣れないうちは土鍋のふたをとって、沸騰しているかを目で確かめてみましょう。

仕上げ・蒸らし

7. 弱火にして15分ほどたったら、ふたを開けてみて水気の残り具合を確認します。

8. 水気がなくなるまで、1〜2分ごとに確認をしながら、弱火にかけます。

9. 土鍋に水気が残っていないことを確認したら、中火にして10秒ほど加熱します。
(ご飯におこげを作りたい場合は、20~30秒ほど、追加で火にかけてみてください。)

10. 火からおろして10分蒸らすと、おいしい土鍋ご飯が完成します。

11. 蒸らし終えたら、ふたをとって全体を混ぜて余分な水分を飛ばしてください。

*ご飯の表面から水や大きな泡がブクブク出ている場合は、水気を飛ばし足りていない合図です。
*土鍋によっては、水気がなくなると、小さく“パチパチ”という音が聞こえることもあります。
*土鍋は吸湿性に優れているので、ご飯を入れたままにしておいてもご飯がべたつくことはありませんが、ふたと土鍋の間に布巾をはさんでおくことをオススメします。

こだわりの土鍋で新米のおいしさを最大限に引き出す

いかがでしたでしょうか?
土鍋は炊き上がるまでの時間も楽しみのひとつです。

四日市で江戸時代に発祥した「萬古焼」の土鍋を使って、ふっくらとやわらかく、香りの良い新米を、いつもよりもこだわって調理してみませんか?

どこにでもあるものより、なかなかないもの。
太陽の香りがしたり、人の手の温度を感じる。
大事に生まれたものは、大事にしたくなるものです。
そうだ。こだわりは、ごちそうなんだと思う。
もっと知ってほしいもの、あなたに届けたいもの、見つけました。
好きって、エールなのかもしれません。