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「献上桃の郷」桃の中心地を訪ねて

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「献上桃の郷」桃の中心地を訪ねての写真

福島県の桃の代表的産地の一つが、県北部の桑折(こおり)町です。2015年、天皇皇后両陛下が桃農家を訪問され、皇室には今年で24年連続、桃の献上を続けています。8月1日、今年の献上桃の選果式が行われました。選ばれる割合は0.1%。どのように献上へと至るのでしょうか。


センサーや人の目で、幾重にも厳選


8月1日の朝、福島の代表品種「あかつき」の最盛期を迎えた町内の農家から、続々と桃がJAふくしま未来の桑折共選場に運ばれます。その数18万個!

桃の写真
桃は一つ一つコンベヤーに乗せられ、同JAが誇る光センサー選果機を通ります。ここで糖度や大きさ、色のつき具合が判定されます。
通常はその後、大きさなどで分けられ、ダンボールに梱包されます。
今回の献上桃の対象は、糖度12度以上の「特秀」ランク。11度で甘い桃といわれる中、同日の平均糖度は13.6度。非常によい出来です。この「一次選果」で480個を選びます。

さらに二重のチェックを経て「白箱」に

ずらっと並んだ480個の桃。壮観です!
1日午後、JAや町の関係者が集まり、「献上桃選果・箱詰め式」が行われました。
白手袋をした桃の専門家が、目視で確認します。左右対称で均整に丸い形のもの、桃色のつき具合がむらなく美しいもの、傷のないもの、などが基準です。
さらに、果樹研究所の課長やJA幹部など4人が最終チェックし、「二次選果」を終えます。緩衝材のキャップをつけ、ラベルのない「白箱」に、15個ずつ(5kg)丁寧に箱詰めします。12箱が翌2日、宮内庁に届けられました。
8月1日に収穫された18万個のうち、献上桃は0.1%にあたる180個。
献上桃は、福島第1原発事故があった2011年を含め、24年続けて皇室に贈られています。

天皇陛下が震災後訪ねた桑折町

「献上桃の郷」と呼ばれる桑折町では、各農家が独自に工夫をこらして、甘さや形のよい桃生産に励んでいます。天皇皇后両陛下は2015年、桑折町の桃農家の畑を訪問されました。その農家、南祐宏(まさひろ)さんにお話を伺いました。

「2年前、雨が降っていましたが、陛下がいらっしゃったときは小雨になりました」といいます。放射能対策や桃の価格回復はまだ道半ばであることなどを説明したといいます。
南さんは「木は一本ごとに特徴が違うので、見極めながら、実のつけかたや肥料を変えています」。あかつきだけで150本の木があり、収穫時期は朝4時半から午前いっぱい、父母とスタッフ含め8人で作業を続けます。

「一個2000円」の高級桃も完売

南さんの訪問には、ヤフーの社員食堂と調理を担当する中央フードサービスの担当者も同行しました。
ヤフーの社員食堂では、「選果式」前日の7月31日、高橋宣博町長も駆けつけて販売会が行われました。「甘い!」「おいしい!」と社員は試食で桃の甘さを体験。用意した「特秀」クラス50箱は1時間足らずで完売し、糖度15度以上に限定した伊達の蜜桃「匠の思い」(1個2000円)も8個限定販売で、完売しました。
桃農家が丹精込めて作り、JAで1玉1玉センサーにかけて、お客様に届けられる桃。ち密で果汁が多く、糖度も高い「あかつき」を代表とする「献上桃の郷」の桃。名前に恥じない高品質の桃を、農家とJAが一体となって作り続けています。

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