2017.12.26
「世界一のコメ」天栄米

福島は米どころ。農家や販売者が工夫をこらして、「福島の米」の価値向上に努力を重ねています。特に「世界一」の米を作る天栄村は、栽培研究会を結成し、独自の地位を築いてきました。農家の熱い思いに迫ります。
全国唯一、9年連続「世界一」

「米・食味分析鑑定コンクール国際大会(主催:米・食味鑑定士協会)」において、9年連続で「天栄村栽培研究会」のメンバーが「国際 総合部門」で最高の金賞に輝いています。メンバーは相互に変わりながら、9年続けて金賞を獲得する農家を村が輩出しています。
主催団体によると、コンクールは米のコンクールとして規模・出品数とも国内最大で、海外でも最大とみられています。そのため、金賞受賞米は「食味世界一」とされています。
天栄米は、無農薬・無化学肥料のコシヒカリで、漢方肥料を活用しているのが特徴です。食べたときの甘みと、冷めても粘りと香りが残るのが特徴だといいます。色もつやが長持ちする「冷めてもおいしい米」です。
また、コンクールでも「食味値」が高評価を得てきました。水分・たんぱく質・アミロース・脂肪酸の4項目のバランスがよく、高得点につながっています。


しかしコンクールで「世界一」を獲得。東日本大震災と原発事故のおきた2011年も「今年作らなければ米づくりが途絶えてしまう」との思いから、放射性物質を低減するゼオライト処理をすぐに行い、2011年にも「世界一」を受賞。周りの目も変わってきたといいます。


ヤフーでPRイベント

福島牛のローストビーフ丼は長蛇の列で、想定300食を軽く超える食数を記録。村特産ヤーコンの金平も好評で、完売しました。

イベントに参加した斑目会長は「女性はじめ多くの社員がおいしそうに、しかも大盛りで天栄米を食べていた。本当にうれしい」と笑顔で話しました。

ストア紹介
天栄米
