人・社会、地域、環境にやさしいエシカル商品を応援するお買い物メディア エールマーケット

エルマの読みもの

豪雪地帯の恵み、知恵を味わう南魚沼2日間〜新鮮な雪解け水、米、発酵を巡る旅〜

  • twitterでこのページをシェア
  • facebookでこのページをシェア
  • LINEでこのページをシェア
豪雪地帯の恵み、知恵を味わう南魚沼2日間〜新鮮な雪解け水、米、発酵を巡る旅〜の写真
今回は、テレビ東京の旅番組『旅スルおつかれ様~ハーフタイムツアーズ~』(外部リンク)のロケツアーに同行し、南魚沼に訪れ豊かな食の魅力に触れてきました。

八海山などの山々が連なり、稲作地帯の中でも日本有数の豪雪地である南魚沼は、雪解け水をいかした農作物や加工品が豊富です。コシヒカリをはじめとして、お米や日本酒、そして発酵をいかした漬物など、多くの水・土地の恵みや豪雪地帯だからこそ生まれた食の知恵があります。都心から新幹線で1時間半。雪の恵みを味わう旅へ出かけましょう!

1日目 レトロな塩沢宿で南魚沼の名産をぎゅぎゅっと堪能

塩沢宿は関東と越後を結ぶ三国街道沿いの宿場町として栄えた歴史のある通りです。しかし、近年は空き店舗の目立つ商店街でした。約15年程前に、道路拡張の話の際に、各店舗の私有地の一部を利用して、江戸時代の雪国の宿場町の風景を再現すべく、店先の屋根となる「雁木(がんぎ)」が整備されました。この街並みは「2015年アジア都市景観賞」などを受賞しています。

塩沢宿に着くともらえるのが、食べ歩きチケット「もてなし手形」。新潟で愛されているおせんべい「網代焼き」や「はっか糖」など、地元の名産を手形と交換していただきながら、楽しくおいしく、牧之通りを散策できます。地酒の酒粕(かす)を使った甘酒をいただいたり、魚沼産コシヒカリのすくい取り体験なども行えます。

塩沢宿にある「お米の楽校」。ここではお米の歴史や選別農機具の実演見学が体験でき、併設されている「魚沼さんちのおすそわけ」では南魚沼産コシヒカリのランチをいただくことができます。注文が入ってから30分以上かけて炊き上げるため、炊きたてのご飯がいただけます。この日は「香り釜一番膳」というメニューでお米を選べ「関家のこだわり米」をチョイス。

「関家のこだわり米」は、米・食味分析鑑定コンクール:国際大会にて5年連続金賞を受賞し、さらにその中でも5種類しか選ばれない「最高米」に4年連続選ばれています。その秘密は、肥料づくり。魚やカニの殻、昆布や米ぬかを発酵させた自家製肥料です。栄養がたっぷりの肥料でつくられたお米を炊きたてでいただくと、かめばかむほどお米の味が口の中に広がります。魚沼名産の漬物とあわせると、1人1合のお米もすんなり食べきれます。

魚沼に行ったら絶対に行くべき、絶品の山家漬け

南魚沼で「ここだけは絶対に行った方がいい!」と言われる今成漬物店。八海山の吟醸の粕(かす)だけを熟成させて使うため、普通の粕漬けと色が異なり、濃い茶色なのが特徴的な「山家漬け」。

南魚沼を中心に近隣で大切に育てられた野菜や、山々で採れた山菜を添加物を使わずに時間と手間をかけて漬け込みます。

豪雪地帯だから生まれた発酵の知恵、そして南魚沼の土地で、古くから大切に使われてきた蔵や樽(たる)、南魚沼の恵みの水や粕だからできる味をぜひ現地で味わってください。

今成漬物店で人気なのが「錦糸漬」。大きい錦糸瓜(うり)をそのまま漬け込むため、シャキシャキとした歯ごたえが絶妙です。「山家漬け」は通の方に好まれるわらびの漬物など5種類の漬物のセットとなっています。そして新商品のイチ推しは、「クリームチーズの粕漬」。粕に合う、北海道産のクリームチーズを数日漬け込んだフレッシュタイプは、予約販売で購入が可能です。

魚沼の銘酒とともに日本酒を学ぶ

本日の宿「ほてる木の芽坂」では、夕飯の前に魚沼の地酒をいただきながら、 日本酒についての講座がありました。解説をしてくれたのは、イベント企画室長の若井勝也さん。自作の資料に日本酒の基本がぎっしりと書かれています。

そして今回ご用意いただいた魚沼の銘酒は、写真左から八海山の魚沼地域限定酒「魚沼で候」や、日本酒の基本に出てくる特徴を持ったお酒2種類「鶴齢」と「高千代」。どういう特徴があるかは、ぜひ「ほてる木の芽坂」にて若井さんの解説をお聞きください。

2日目 朝食は大釜で炊いたご飯でお出迎え

朝食は、南魚沼市吉里にある「富徳旅館」へ。旅館の目の前では湯気が立ち上っている大釜でお出迎え。

炊きたてご飯とあわせて、こんにゃく芋からつくられた刺身こんにゃくや、野沢菜と納豆を混ぜた名物「きりざい丼」などが並びます。

春を感じる「こごみ」は、色鮮やかですが、じつは昨年の春に採れたもの。それを塩漬けして1年保存しています。雪国ならではの知恵をここでも感じることとができました。

雪国ならではの知恵 雪さらし

毎年雪の時期で、なおかつ天候がよく、風のない日にしか見られない「雪さらし」。雪の積もった田んぼの上に、織りあげた布などを広げます。雪が解けて蒸発するときの効果で、白い布は白さが増し、また麻がやわらかく、風合いがよくなります。

また着古した着物をといて、1反の布にして広げることもあります。これも同じ雪解けの効果で、汚れが落ちていくそうです。洗濯と異なり、布のダメージをおさえて汚れが落とせるため、「着物の里帰り」などとも言われ、古くから行われてきました。この日は珍しく、糸も汚れを落とすために広げられていました。

今回、雪さらしを見せてくれたのは、中田屋織物さんです。

雪室は環境にもお酒にもやさしい

次は八海山の麓の広大な土地に、醸造の蔵をはじめ、いくつもの施設が建つ、魚沼の里へ。その中で最初に訪れたのは「八海山雪室」。年に1度、約1,000トンの雪を貯蔵庫に入れ、長期間日本酒を熟成させている施設です。
雪室では温度変化が少ないため、ゆっくりとストレスが少なく熟成ができます。焼酎貯蔵庫では、オーク樽に入った焼酎も熟成されていたり、訪れたか方が記念に長期保存ができる「面向未来」も保管されていました。

ランチは、八海醸造で働く方たちの社員食堂「みんなの社員食堂」へ。「同じ釜の飯を食べる」ことを社訓にしている八海醸造だからこそ、いろいろな部署、蔵などで働く社員が集まって食べられる場所をつくり、さらにお客さんにもお昼の時間だけ解放されています。魚沼産の白米に、砂糖を使用せず甘酒で煮込んだお魚、塩こうじでつけたお肉などがいただけます。

魚沼の里で一番見晴らしがよいのは、猿倉山ビール醸造所のテラス席。ここから魚沼の夕陽を眺めながら、ビールをいただくこともできるそう。

ここで製造されている「ライディーンビール」とは、地元の名水「雷電様の清水」を使用していることからきた名前だそうです。この施設内には、酒粕をつかってつくられたパンや、ビールに合うソーセージやお土産などの販売もあります。

商品を購入するだけではなく、実際に南魚沼を訪れ、地域を感じて「郷愁と安らぎ」を得て欲しいという気持ちを至るところに感じる場所でした。

新潟の酒で酔いしれる

旅の最後に訪れたのは、300年以上の歴史を持つ老舗の「玉川酒造」。酒蔵見学をしたのちに楽しめるのが、10種類のお酒の試飲コーナー。日本酒アワード2017で金賞をとった「イットキー」をはじめ、醸造だけでアルコール度数が46度もある「越後武士」など、裏山から湧き出ている大清水をつかって仕込まれる、さまざまな日本酒がいただけます。

今回訪れたのは、すべて雪解け水や土地の恵み、そして豪雪地帯だからこその工夫をしていた場所ばかりです。南魚沼ならではの雪の恵みをふんだんに味わう旅にあなたも出かけてみませんか?

南魚沼に行きたい方へ

南魚沼の旅は、タレントのセイン・カミュさんと行く旅として、テレビ東京の『旅スルおつかれ様~ハーフタイムツアーズ~』で放送されました。

番組で紹介した旅は実際にパッケージツアーとして販売されています。
南魚沼の豊かな土地が織りなすガストロノミーツーリスト。ご興味がある方は是非番組サイトをチェックしてみてください。

※本記事の行程とすべて同じではありません。(一部同じになっています)
※旅の行程は、季節によって異なります。詳細は番組サイトをご覧ください。

旅行会社クラブツーリズム社とテレビ東京がタッグを組んで、魅力的なテーマ旅行を数多く紹介中。番組で紹介したツアーや関連するツアーは全て番組サイトから申し込みすることができます。
番組サイト(外部リンク)

(協力:一般社団法人 南魚沼市観光協会、NPO南魚沼もてなしの郷)

どこにでもあるものより、なかなかないもの。
太陽の香りがしたり、人の手の温度を感じる。
大事に生まれたものは、大事にしたくなるものです。
そうだ。こだわりは、ごちそうなんだと思う。
もっと知ってほしいもの、あなたに届けたいもの、見つけました。
好きって、エールなのかもしれません。