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エルマの読みもの

畑はみんなが共存する小さな地球。

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畑はみんなが共存する小さな地球。の写真
今回からはじまる「有機農家 農園てとて」では、大分県由布市で、有機農業をされている深瀬 隆治さん、雅子さんご夫婦の環境・人にやさしい暮らし方を紹介していきます。

「カマキリがいますね」虫も雑草も味方に。

農薬や化学肥料、除草剤を使わない有機農業は、虫に食べられやすく、雑草も生えるので、その分、時間と労力がかかると言われます。

しかし、自然・生物の摂理にしたがって「ともに生きる」という考えになると、草も虫も上手に味方にできるのかもしれません。それを実践されているのが、農園てとてさんです。

畑の様子

どうしても生えてくる雑草。実はこちら、完全な悪者ではありません。
深瀬さんは、畑の雑草は抜いて、そのままウネの上へ。暑い日差しが降り注ぐ中、土の湿度・水分を適度に保つ大切な役目があります。また、枯れれば、そのまま畑の栄養にもなります。 さらに、雑草の根は、土の水分を保持するのに役立つので、夏場以外は、全部抜いてしまわずに、程よく残しておきます。
雑草にも意味があり、その特性を生かすことで、結果的に作物の生育促進につながることを、深瀬さんは知っています。

畑の様子

また、畑にはさまざま虫がいて、この日は、カマキリが堂々と葉の上に。「カマキリは益虫(えきちゅう)だから害虫を食べてくれるんですよ。」と笑顔の雅子さん。「害虫を薬で殺すのではなく、自然の摂理に導く」ことで、畑や作物も元気になり、野菜たちは、本来の栄養・味を備えます。そして、それが、人の健康へと循環されます。

「余計なことはしません」土や野菜たちとの信頼関係。

畑の様子

「特に余計な虫対策はしない」とのこと。葉物には虫がつきやすいので、種まきをして、すぐ土に「不織布」をかけて虫防止をします。極力、環境に負荷をかけない方法で、土・生物の特性を活かした栽培をしています。

畑の様子

農園てとてさんでは、季節によって、約15種類の有機野菜を栽培しています。秋の畑には、金時草(きんじそう)、つる首カボチャ、なす、かぼすなどを栽培しています。

さらに、その土地で長い年月をかけて自然と生き続けてきた個性・魅力ある固定種・在来種の野菜を大事にし、「種」を守る活動もされています。

深瀬さんたち

古代米の黒米、うるち米、麦の栽培も無農薬・無化学肥料、極めて自然に近い状態でつくられています。肥料は、山や畑の草をもとに畑にすき込んで栄養にします。水は山からの豊かな天然水。甘みがあり、香り豊かなお米が秋には収穫されます。

作物の肥料には自家製のぼかし肥料を使用したり、その時々の作物の状況に合わせて、臨機応変に手入れし、工夫をされています。豊富な経験のなか、作物を見守る深瀬さんご夫婦の目には、愛情をたっぷり感じます。

「その方がもらったら楽しいでしょ」ちょっとのサプライズを一緒に

食用ほおずき

農園てとてさんの「有機野菜おまかせセット」は大人気。
「有機野菜をいろいろつくっていると、どの農家さんの野菜セットが似たものになるので、ちょっと変わったお野菜をつくっているんです。その方が “楽しい” じゃないですか」と隆治さん。“食べる人”の喜びを考えて、野菜セットをお客様へ送っています。

食用ほおずき

自家採種・固定種の「食用ほおずき」もそのひとつ。見た目はとてもかわいらしく、青いものはトマトのような酸味を含む味で、熟れたものはナッツのような濃厚さ。自然な甘みがある味がクセになります。

有機野菜

年中つかえる定番野菜も充実。表面をしっかり乾燥させて、日持ちを良くさせます。

有機野菜

農園てとてさんから届く有機野菜の人気の秘密は、それぞれの野菜には説明やレシピがついていること。めずらしくて、どう使っていいかわからない野菜も安心してつかえます。野菜セット自体も小さな地球のようにもりだくさんです。

イチジクジャム

農園てとてさんでは、季節の有機野菜や果物をジャムや乾燥野菜にしています。お野菜セットに同封されていることも楽しみのひとつです。


生産者紹介

農園てとて 深瀬 隆治さん、雅子さん

深瀬さん

大分県 由布市の山間部で、無農薬、無化学肥料、無除草剤の環境に負荷をかけない、次世代に続く有機農業に取り組んでいます。ご夫婦ともに大学の農学部で学び、南房総市(旧三芳村)で有機農業の研修後、九州で農地を探し、2000年に新規就農。豊富な知識と経験で多品目の有機野菜、米、麦などを栽培しています。固定種、在来種の野菜、種にこだわっています。有機JAS認証農家。古民家を再生し、民泊の受け入れもしています。



どこにでもあるものより、なかなかないもの。
太陽の香りがしたり、人の手の温度を感じる。
大事に生まれたものは、大事にしたくなるものです。
そうだ。こだわりは、ごちそうなんだと思う。
もっと知ってほしいもの、あなたに届けたいもの、見つけました。
好きって、エールなのかもしれません。