2020.06.30
夏の野菜をほおばる!
野菜も肉もジューシーすぎる満足レシピ

オーガニックの食材は、素材の味が生きています。そのおいしさを味わうことで、心も体も元気になれる気がします。
シンプルな料理ほど、素材の良さが大事です。オーガニック・キッチンでは、生産者が丹精込めて作ったオーガニックの食材を使い、「作る喜び、食べる幸せ」をお伝えしたいと思っています。
さて、夏はみずみずしく、すっきりとした味わいの野菜が多い季節。この時期おいしいズッキーニをメインに使った、簡単レシピをご紹介します。有機野菜をたっぷり食べて元気な夏を過ごしましょう!
おかずにもお酒にもぴったり!
ズッキーニのはさみ揚げ

みずみずしくジューシーなズッキーニ。5月後半から8月中旬くらいが旬の野菜です。外見は、キュウリに似ていますが、カボチャの仲間です。
今回は、山梨県産の有機栽培のズッキーニを使って、おうちで簡単にできるレシピをご紹介します。
ズッキーニは、油との相性がよく、肉をはさめば、おかずにも、ワインやビールのお供にもぴったり! 太めのズッキーニを使った、大胆な縦割りはさみ揚げは、ボリューミーで見た目も楽しい一品です。揚げものですが、ズッキーニのジューシーさで、さっぱりペロリと食べられます。
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材料(2人分)
- ・ズッキーニ(大) 2本
・牛ひき肉 240g
・玉ねぎ(中) 1/4個
・卵 1個
・米油 400ml程度
・オリーブオイル 80ml程度 - ・小麦粉 1/2カップ程度
・パン粉 1/2カップ程度
・パルミジャーノチーズ 20g
・天日塩 小さじ1/2
・あらびき黒ごしょう 適量
・オレガノ(または乾燥ハーブ) 適量
- ・ズッキーニ(大) 2本
作り方


*ズッキーニが大きい場合は、1個分の側面のズッキーニをつかう。





<レシピのポイント>
このレシピのポイントは3つです。
1つめは、ズッキーニに衣をよく付けるため、側面を縦に削ること。削ったズッキーニは捨てずに、玉ねぎと一緒にみじん切りにして、具材にします。
2つめは、肉と野菜をこねた具材は、火を通すと縮むので、空気が入らないようにおさえながら、たっぷり乗せること。ただし、火が通りにくくなるので、厚めのハンバーグくらいの肉量をイメージしましょう。
3つめは、パン粉は、細か目がおすすめです。つきが良く、油の吸収もおさえられます。
パルミジャーノチーズとハーブを使うことで、一気に香り高いおいしいメインディッシュになります。ぜひお試しください。
キラキラなめらか!
枝豆ジュレのせ 冷やし茶わん蒸し

ゆがいてそのまま食べてもおいしい枝豆。6月から8月くらいが旬の野菜です。 良質のタンパク質が豊富な枝豆は、夏に積極的にとりたい野菜です。
今回は、枝豆を冷たい茶わん蒸しに入れて、見た目も楽しく、ひんやりおいしい料理にしました。 山形県産の有機栽培の枝豆、新潟県産の平飼い卵を使いました。
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材料(2人分)
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・水 600ml
・かつお節 約ふんわり茶わん1杯
・昆布 5cm程度 3本
・干ししいたけ 中1枚
・天日塩 小さじ1
・薄口しょうゆ 大さじ1.5 -
・枝豆 6〜10粒程度
・卵 1個
・天日塩 適量
・ゼラチン 2.5〜3g
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・水 600ml
下準備
・だしをとる

2.沸騰したら、少しだけ昆布を煮て取り出す。
3.火を止め、かつお節を入れ、1分程そのままにする。

5.このだしに塩と薄口しょうゆを入れておく。
*味見をして薄いようだったら、塩をひとつまみ入れる。
だしをとるときはよく「沸騰前に昆布を取り出す」といわれますが、私の場合、昆布のうまみをより出したいため、少しだけ沸騰させてから取り出します。
・ゼラチンをふやかす

作り方

(手に入らなければ冷凍でもOK)





<レシピのポイント>
このレシピのポイントは3つ。1つめと2つめは、茶わん蒸しの基本です。
1つめは、卵液をこし紙や、細か目のザルでこすこと。なめらかさが違うので、省かないようにしましょう。
2つめは、卵を混ぜすぎたり、蒸しすぎないこと。混ぜ、蒸しすぎると気泡が入ったようにすだってしまい、口当たりが悪くなります。
3つめは、茶わん蒸しとジュレは、よく冷やすこと。熱が残っていると、ジュレが溶けてしまい、あんかけのようになります。
このレシピは、口に入れた時の茶わん蒸しとジュレの2つのなめらかさがポイント。ジュレのキラキラ感が、華やかで楽しい食卓を演出します。卵は、非遺伝子組換え原料のエサを食べている平飼いの鶏からの卵がおすすめです。