エシカル×わたし
パリ、ストックホルム、シカゴと共に選ばれたアジアで初の環境モデル都市から学ぶ、自然と私に心地よい暮らしとは(提供:北九州市)
本当に住みやすいのか? 子育てしやすいのか? 移住やUターンされた北九州市在住のママ達に話を聞いたところ、わかったのが結局みんな「北九州市が大好き!」ということ。そんなママ達の「好きっちゃ」を赤裸々に語ってもらい、実際におススメスポットを体験してきました。
北九州市は、人口10万人以上の「大きなまち」の総合部門1位、シニア世代部門1位に輝きました。子どもから高齢者まで快適に暮らせるインフラと、街暮らしが存分に楽しめる文化の厚みを兼ね備え、それでいて豊かな自然が身近にあるからこその栄冠です。
宝島社 田舎暮らしの本 柳順一編集長
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- 相川 安由美さん
- 中国出身。小学校高学年より北九州市在住。
本業の傍ら、comichiかわらぐちにてショップを立ち上げ。
2児のママ。好きっちゃレベル ♡♡♡
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- 永江 好子さん
- 9年前に東京から北九州市にUターン
北九州市職員。3児のママ。
好きっちゃレベル ♡♡♡
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- 北川 ひかりさん
- 11年前に福岡市から北九州市に移住。
ハンドメイドで起業。
1児のママ。好きっちゃレベル ♡♡♡
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- 椿原 千里さん
- 2018年4月に千葉から北九州市へ移住。
暮らしの保健室(こみねこハウス)スタッフ。2児のママ。北九州市初心者なので好きっちゃレベル ♡
どこも近くて空いているので、親が疲れずに子どもの満足感を得られます!
絶滅危惧種のワラビーについてはいつでも自然に返せるよう
なるべく自然環境に近い状態で育てています。
カンガルーもワラビーもストレスが少なく育てられているからこそ、人と触れ合えます。
園内がいろいろなパーツ(芝生、植物園、など)に分かれており、
その日の気分でアレンジしやすいので、
小さい子も大きい子も幅広く長い期間、楽しめます!
東京での子育てと北九州市での子育てを比較して一番感じるのが、安心感の違いです。東京では、頼る身内も周りにいないので、共働きの日々で毎日が綱渡りでした。
北九州市に戻って近所の付き合いが温かいので、子どもの帰宅に間に合わなかった時に、お隣の家に子どもがあがっていたりとか、地域に育ててもらっている気がします。
同じ市内で車の距離に親がいることも安心ですが、近所の知り合いに子どもをみてもらえることは、とても精神的にラクだなと感じています。
人のつながりが強いので、私が抱っこ紐のお店を出したきっかけも、今のcomichi(お店の場所)を知り合いを通して紹介してもらいました!
小商いをしている女性が店舗として入居しているリノベーション施設comichiかわらぐち。
アイデアがあって行動力があれば、地域の人や
行政からサポートをしてもらえる環境があります!
まず海が近いということで、魚がおいしいです。千葉にいる時はそんなに魚が好きではなかった子ども達が、北九州市に来てから魚を食べるようになりました!
野菜、魚介、肉など何でもそろうので、普通に買い物していると、気づいたらカゴの中はほとんど北九州市産(もしくは九州産)ということがほとんどです。
学校の給食でも地産地消や、郷土料理の説明があったり、ご当地グルメの日などがあります。
市場が安いので、よく利用しています。それぞれの専門店があり、好きな魚を教えていると、魚屋さんから入荷した日は電話があったりもします。
地元に密着した市場が多い北九州市。観光客にも地元の方にも人気な「旦過市場」が有名ですが、 地元の方により密着しているのが「黄金市場」です。取材中もひっきりなしに買い物客が訪れていました。
おいしい揚げ物や手羽先を食べ歩きランチも出来ちゃいます!
ここは好きっちゃスポット2のcomichiから徒歩約6分。
お昼ご飯に利用してるという相川さんに案内していただきました!
例えば夏休み前にはスタンプラリーがついた北九州市含め近隣の子連れスポット情報が載った冊子をもらえて、移住したばかりで助かった!
駅前広場を使ったもの、グリーンパークで開催するものなどを含めてイベントが多くある。
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雪文アイス
無添加の絶品アイス揚子江の豚まんは、ちょっとでも傾けると汁がしたたるほど、ジューシー! だけど野菜が多く、意外とヘルシーにいただける! 他県の人にあげると、絶対喜ばれる、お土産の定番! チキンバーは食べ歩きもできるし、気軽なおつまみにいい! 冷たいまま食べられるし、パッケージがかわいいのでお土産にも!
取材中もお客さんが途切れることのなかった雪文アイス。
近所のチョコレート屋さんの設備を生かし、生の豆をローストし、いちからオリジナルの国産ペーストをつくったピスタチオのアイスが人気です。子どもにも大人にも人気の定番は、コクミルク。
人工香料や着色料を使っていないので、子どもにも安心して食べさせられます!座談会の翌日に実際におススメされたところを回りましたが、どこも本当に笑顔があふれる場所で、北九州市の魅力にあらためて触れた気がしました。 ただ何と言っても一番の魅力は、「ヒト」なのかなと。座談会に来てくださった、みなさんのパワフルさもそうですが、ヒトとヒトのつながりというのをとても強く感じました。 北九州市に移住してすぐの方が参加したWOMAN'S CAFÉでのセミナーでも終わった後に、フォローが手厚いとのこと。 彼女も座談会後には、地元の団体のスタッフになっていました。 女性も含めて、誰もがやりたいと思ったことをサポートしてくれる、土台になったり、つなげてくれたりする「ヒト」との触れ合いがあるというのが、北九州市が住みやすい街の一番の理由だと思います。
北九州市は経済協力開発機構(OECD)によって、平成23年6月、OECDが取り組む「グリーンシティ・プログラム」で、グリーン成長に関するモデル都市として、パリ、シカゴ、ストックホルムとともに、アジアで初めて選定されました。また、平成30年4月には同機構より、持続可能な開発目標として国連が定めた「SDGs」を推進する世界のモデル都市としてアジアで初めて選定されました。環境に優しい街は、住む人々にも、動物にも優しい街でした。
都心でもちょっと足を延ばせば自然がありますが、行くまでに渋滞があったり、着いても人が多くて混んでいたり、、、
北九州市は、車で30分くらいで市内の自然スポットに、1時間以内で近県にもアクセスできます。市内であれば道も目的地も空いていて、週末の朝に思い立ってすぐ行けるところに魅力を感じます。自然をちゃんとつかえる! 味わえる感じです。